数あるカクテルのほとんどが、海外で誕生したものです。
私がお酒を勉強しようと思ったきっかけとなったのが、日本生まれのカクテル。
『キングス·バレイ』
第一回 スコッチ・ウィスキー カクテルコンクールで優勝した銀座生まれのカクテル。
スコットランドの雄大な溢れる緑からこの名が着いたとか。
スコッチ・ウィスキーの産地、スコットランドの渓谷『谷の王者』という意味があるそうです。
ベースに使うのは、もちろんスコッチ・ウィスキー。
その他にも美しい緑色を出すようなお酒は何も入っておらず。
それでも、キレイな緑色を出すカクテル。
私はまだ、その絶妙な配合には行き着いておらず、かつて目にした美しい緑を表現できたことはありません。
ウィスキーのブラウンをベースに表現出された緑の美しさが、お酒の不思議を追求しようという気持ちを起こさせたのです。
とはいえ、もう何年もこの作品を作ってはいません(笑)
毎日、飲むわけでもなくこのお酒を作っていた時期もありました。
ですが、最終的にはどんな色でも、どんな形でも、それぞれがその時間を楽しむに相応しいお酒を選んでくれることが提供する側の一番望むこと!
ということに辿り着きました。
今度こそは!まん延防止措置期間が終わるような流れですね。
多くのお客様が、楽しく笑ってお酒を楽しめる時間が訪れることを期待しています!